ストーリー
ハード系同人誌で生計を立てている影代双司は、普通の恋愛に憧れていた。
双司はある日、ひそかに憧れる女学生・前月柚が暴漢に襲われているのを目撃する。
勇気をふりしぼって助けに入る双司だが、気がつけば病院のベッドの上。
『情けない、僕は好きな女の子ひとり助けることができないのか……』
だが、失意のまま退院した双司は驚いた。3人の美女が双司を待ちかまえていたからだ。
女学生・前月柚は言う。
「あなたが……私を助けてくれたんですよね?」
婦警・白継勇斗は言う。
「暴漢を半死半生の目にあわせたのは影代双司、キサマだな?」
看護師・筧蘭華は言う。
「か、影代さんは……彼女さんとか……いないんですよね?」
『よくわからないけど……僕にも春が来たってこと!?』
このとき誰が気づけたろうか。
双司の中で、恐ろしい怪物が目覚めたのを。